インプラント書籍執筆の院長が丁寧にご相談にのります

院長 高田 徹

お電話でお問合わせ

03-3393-4182

無料相談WEB予約

インプラント治療費を安くする方法はある?徹底解説します

インターネットでインプラント治療について検索して、その値段に驚いてしまった人もいるでしょう。医療器具なので高額なのは仕方がありませんが、できれば安くインプラント治療を受けられないか考えたことがある人もいるはずです。インプラント治療を安くする方法はあるのでしょうか。

今回は、インプラント治療の費用が高額な理由と安くする方法があるのかどうか、もともと安い価格で提供されているインプラントは受けて大丈夫なのかについて解説します。

1.インプラント治療は自費診療

大前提としてインプラント治療は自費診療です。保険証を提示しても3割負担にはならず、かかった費用の全額を患者様で負担していただかなければなりません。ではいったいいくらぐらいが相場なのでしょうか。詳しく解説します。

1-1.インプラント1本あたり40万円

取り扱っているインプラントのメーカーやタイプによって異なりますが、日本で広く採用されているインプラントは、一本あたりの費用は30~40万円と言われています。インプラント本体の値段が高いというのもありますが、高度な医療技術が求められるため、そもそもの治療費が高額に設定されていることも少なくありません。また麻酔や外科手術に対する治療費も上乗せされており、結果としてこのぐらいの相場が普通とされているのです。

インプラントの素材や構造によっても価格が変動します。高いものであれば一本60万円というものもあるので、各歯科医院でどんなインプラントを取り扱っているかは事前に調べておいた方がいいかもしれません。

1-2.本数が増えれば金額も高くなる

一本あたりがこの価格で、2本目・3本目と本数が増えるたびに、価格も2倍・3倍と膨れ上がっていきます。先述の通り基本的には自費診療なので、インプラント治療にかかった治療費は、全額患者様が負担しなければなりません。失った歯の全てをインプラントに置き換えるとなると、患者様によっては100万円を軽く越してしまう可能性も考えられます。

治療の前には歯科医師から見積もりがもらえますが、それを見て最終は何本をインプラント治療するかを決めてもいいでしょう。やたらめったら本数を増やしていくと、後々支払えないような金額になってしまいます。一応デンタルローンやクレジットカードの分割払いも支えることがありますが、慎重に検討することをおすすめします。

1-3.オーバーデンチャーも比較的高額

インプラント版の総入れ歯ともいえるオーバーデンチャーも、比較的高額な医療器具です。オーバーデンチャーとはマグネットなどで装着できるタイプのインプラントのことです。入れ歯のような形状をしていますが、マグネットで強力に固定されているため、入れ歯程のズレや痛みは感じにくいのが特徴です。

歯をほぼ全てを失っている場合、一本ずつインプラントを入れていくとなると相当な費用になってしまいます。オーバーデンチャーを採用することである程度費用は抑えられるものの、それでも80~100万円台というのが普通なので決して安いとは言えません。オーバーデンチャーを希望する場合は、歯科医師に必ず確認を取りましょう。

オーバーデンチャーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

2.インプラント治療を直接安くする方法はない

インプラント治療の費用相場について簡単に解説してきましたが、結論としてはインプラント治療を直接安くする方法はありません。

インプラント治療は自費診療が原則であり、全額患者様負担です。虫歯や歯周病の治療費と同様、基本的には治療後に窓口で支払うのが一般的。しかしその額の高さから、なかなか一括で支払うことが難しいという患者様も少なくありません。

インプラント治療にはデンタルローンと呼ばれる、歯科医院で高額な治療を受ける際に使えるローンが適用されます。しかし1回あたりの支払額が小さくなっただけで、返済時には利息が追加されて総額では結局高くなってしまうのがオチです。クレジットカードの分割払いも同様で、一時的に安くはなるもの、総額では利子が上乗せされ更に高くなってしまうのです。

今のところ保険適用になるという可能性もなく、しばらくの間自費診療での治療しか出来ません。安くする方法はないので、いかにして治療費を工面するかの方に注力した方がいいでしょう。

3.医療費控除をすれば結果的に安くなる可能性が

ただしインプラント治療の費用を直接安くする方法がないだけであって、結果的に安くする方法があります。それは医療費控除を活用することです。どのような制度なのか詳しく解説していきます。

3-1.医療費控除とは

医療費控除とは、国が儲けている控除のひとつです。年末調整や確定申告で申告することで、所得税の一部が戻ってくるという制度。以下のいずれかの条件に当てはまった場合、控除の対象になります。

  • 1年間にかかった医療費が総額で10万円以上になった場合、10万円を超えた部分の金額が還付される
  • 総所得金額が200万円未満の場合、総所得価格に5%をかけた金額が還付される

インプラントは10万円以上するので、医療費控除の対象です。またインプラントを埋入するためにおこなった骨増生手術や、その他の治療も医療費控除の対象となります。

また1年間でかかった医療費の総額なので、歯科以外の医療費も合算して計上できるのです。

3-2.医療費控除の方法

医療費控除は確定申告で行います。該当する年の1月1日から12月31日までの所得や相続、医療費などを申告するものです。申告には税務署が発行する確定申告書が必要で、記入例に従って必要事項をもれなく記入する必要があります。用紙は税務署でもらえる他、国税庁のホームページから印刷することで手に入れることもできます。

確定申告の期間は毎年決まっており、2月16日~3月15日までです。申告場所は居住地を管轄している税務署で、記入した用紙は直接提出しても郵送してもどちらでも構いません。またe-taxを利用した電子申告も可能です。税務署や確定申告会場に行く余裕がない人は、e-taxを活用しましょう。

なお申告の際には領収書と明細書が必要です。捨てずに必ず保管しておきましょう。

3-3.医療費控除の注意点

医療費控除には気をつける点があります。それは審美目的のインプラントは対象外であるということです。インプラントを入れる目的は、失ってしまった歯の機能を取り戻すためがほとんど。インプラントの高い機能性は、インプラント治療を希望する方のニーズから生まれていると言っても過言ではありません。

しかし中には歯並びの問題で、インプラントを希望する審美目的の方もいます。審美目的のインプラントの場合は、法律上「治療」にはあたらないので、医療費控除の対象にはなりません。あくまでも治療を目的とした医療にかかった費用に対して控除が受けられるものなので、勘違いしないようにしましょう。

4.インプラント治療を安くできる人

インプラント治療の費用を安くできる人が存在しています。かなり厳しい条件を満たしている必要があるものの、クリアしていれば保険適用となり、3割負担ででインプラント治療を受けることができます。

4-1.保険適用の規定をクリアしている

インプラント治療に保険が適用できる人の特徴は以下の通りです。

  • 生まれつき、もしくは事故などで上顎の骨1/3以上が連続して欠損している、もしくは上顎洞や鼻腔とつながってしまっている場合
  • 下顎の顎骨の1/3以上が連続して欠損している、もしくは腫瘍などの病気で下顎を切除していると診断されている場合

簡単に言えば先天的後天的問わず、自身の意思とは無関係に顎の骨を1/3以上を失ってしまった人が対象です。上顎と下顎で条件が異なるため、自分がどちらの条件に当てはまるかを確認してもいいでしょう。上記の条件をクリアしていると保険適用となり、自費診療から保険診療へと切り替えられます。

ちなみにこの制度のことを「高額療養費制度」といいます。インプラント以外の治療費が高額になるものには適用される制度です。

4-2.治療する病院は選べない

非常にありがたい制度ではあるものの、仮に保険適用の規定をクリアしていたとしても色々な所で制限が課されています。制限の代表的なものは以下の通りです。

  • 入院用のベッドが20床以上ある歯科もしくは口腔外科
  • 上記の条件に当てはまる病院に歯科医師が常勤で2名以上配置されている
  • 歯科または口腔外科で5年以上治療経験がある、または3年以上のインプラント治療経験のある常勤手が2名以上配置されていること
  • 当直体制があること
  • 国が定めた医療機器や衣料品の管理が徹底されていること

つまり保険適用によるクリニックでの治療はできないということです。総合病院のような大きな病院で治療してもらうことが大前提となります。どの病院なら受けられるかわからないという人は、街のクリニックで訪ねてみてもいいでしょう。

5.もともと安いインプラントはアリ?ナシ?

将来的に保険適用されるかどうかが不透明なインプラント治療。現在の治療費は決して安くないため、いわゆる格安インプラントを検討する人もいるでしょう。しかし、格安インプラントはあまりおすすめできません。その理由について詳しく解説します。

5-1.原則治療を受けない方がいい

格安インプラントとは、通常のインプラントよりも安い価格で治療できるインプラントのことです。本来なら40万円かかるインプラントが1/4で受けられることがあります。これに魅力を感じて格安インプラントでインプラント治療を受けようとする人もいますが、当院では原則受けないことをおすすめしています。

インプラント治療の費用が安いということは以下のことが考えられます。

  • 施術する医師に実績がない、もしくは少ない
  • インプラントの質が低い
  • 日本では未承認のインプラントを使用している

特に強いのは日本では未承認のインプラント使用しているケースです。材質や構造などを審査して、国から安全だと認められたものが市場では流通しています。しかし格安インプラントの場合は、この審査を通過していないものが使用されている可能性があります。どんなトラブルに巻き込まれるか分からないため、格安インプラントだけを検討するのはやめるべきです。

5-2.格安インプラントをめぐるトラブルも

格安インプラントをめぐっては死亡事故も発生しています。インプラント治療の経験が浅く、CTによる事前検査を怠った結果、インプラント体埋入中に誤って動脈を損傷。出血多量で患者様が亡くなるという痛ましい事故が発生したことがあります。

このように誰かが歯の治療とたかをくくってはいけません。インプラント治療でも、ヘタをすれば命を落とす可能性があるということを覚えておいてください。その他にも格安インプラントをめぐっては、多くのトラブルが報告されています。安易に治療を受けようとせず、一度冷静になって検討してみてください。

5-3.インプラント治療は高度な医療行為

インプラント治療は非常に高度な医療技術が必要です。同時に専門知識も必要となる、難しい領域でもあります。インプラント治療を担当する歯科医師には、インプラントに対する知識だけではなく、人間の口に関わる全ての事柄に関して知識がなければならないと言っても過言ではありません。インプラント一本を埋入しただけで口腔環境が様変わりしてしまうということは少なからずあり得る話。その変化に気がすことができ、対処が必要な場合は適切に対処できる歯科医師が望ましいでしょう。

格安インプラントの場合、このような高度な医療技術を持った歯科医師はまずいないでしょう。これらの理由から、価格が安いだけのインプラントに手を出すのはあまりおすすめしないのです。

6.インプラント治療は費用で選ばず信頼で選ぶ

治療費が高額なインプラント。どうしても治療費優先で選んでしまいがちですが、そうではなくインプラント治療を行う歯科医師の信頼で選ぶことを強くおすすめします。

当院の院長高田は、海外の博士とも学術交流を持つ存在。学生時代からインプラントに携わってきた関係もあり、現在では年間800本以上のインプラント治療を担当しています。格安インプラントと比較すると当院の治療費は高いかもしれませんが、現役でインプラントについて学んでいる最中でもあり、年間800本もの実績を持つ歯科医師はそうそういません。

インプラントを前向きに検討している方、インプラント治療を受けようかどうか悩んでいる方はぜひ一度当院までお問い合わせください。インプラント治療を担当する院長高田自ら患者様の抱えている不安や悩みを解決していきます。

7.医療費控除を利用して結果的には安くできる

インプラント治療にかかる費用を直接で安くする方法はありません。しかし医療費控除を活用することで、時期は遅くなるものの、いくらかの費用が返ってくることも。確定申告の手間は必要ですが、気が付かないままでは損をしていたお金は戻ってきます。申請のためには領収書や明細書、移動にかかった移動費のメモなどが必要なので、確定申告が近くなった時期に焦らなくてもいいよう準備をしておきましょう。

カテゴリー:インプラント&歯科ブログ   投稿日:2022年1月7日